モンバサは歴史に満ちた場所であるとともに、魅力的な商業都市、多民族的な港町でもあります。モンバサは、橋とフェリーで本土と結ばれた島です。市街からは商船と伝統的な帆船の"ダウ(Dhow)"が混在する広大な港を一望できます。
モンバサの核心をなすのがエキゾチックな旧市街です。そこには狭く曲がりくねった路地があり、アラブ風の建物が並んでいます。旧市街の空気には、香辛料の強い匂いが常に立ちこめています。伝統的な衣装である"ブイブイ(bui bui)"を着た女性が狭い路地や活気のある市場を歩いています。"ダウ(Dhow)"の埠頭には、沿岸一帯から運ばれた新鮮な魚や商品が毎日到着します。
モンバサの路地は沿岸地方の伝統的な"カンガ(khanga)"や"キコイ(kikoy)"の鮮やかな色彩にあふれています。これらは体に巻きつける汎用の布で、男女を問わず着用されます。水際には、港を見守る堂々としたフォート・ジーザス砦が立っています。
高い砲塔や銃眼付きの胸壁、地下通路をもつこの16世紀の砦は、ケニア海岸地方の支配をめぐるポルトガル軍とシラジ人、アラブ人による歴史的な戦いの舞台となりました。
この戦争はモンバサ周辺で数百年にわたって続けられ、数え切れないほどの戦闘が繰り返されました。この砦は、そうした激動の歴史の証人として立っています。現代のモンバサは多様性と活気に満ちた都市です。沿岸に位置するこの多民族のるつぼでは、誰もが温かく迎えられ、すぐに溶け込んでその一部となります。
モスクやヒンドゥー寺院、キリスト教会が、多くの文化によって育まれた街路を囲むように立っています。モンバサは、歴史と発展がともに尊重される場所です。ここでは、にぎやかな港の生活が独自の熱帯のペースで営まれています。
アクセス
ナイロビから飛行機、車、鉄道を利用してモンバサに直接行くことができます。モンバサは、コースト地区全体の中核をなす拠点です。モンバサへは定期便が飛んでいます。モンバサ市内の移動には"マタトゥ(matatu)"やタクシーを利用します。モンバサの旧市街とフォート・ジーザス砦の周辺は徒歩で容易にまわることができます。











