アフリカで2番目に高いケニア山は、現地のキクユ人の神である"ンガイ(Ngai)"の領域とみなされています。尖った峰と赤道の雪を頂くケニア山の眺めは畏敬の念を起こさせます。ケニア山は青々とした森林帯で囲まれています。ここもまた魅力あふれる場所です。
標高が4,000メートルをわずかに超えるアバーディアは、ケニアで3番目に高い山脈です。この巨大な山脈は、際立った密林と豊富な野生動物で知られています。
ここで見られる豊かな野鳥の生態には圧倒されます。カカメガ・フォレストは霊長類の重要な保護区であり、各種のサルがたくさん生息しています。下生えのなかで美しいカメレオンを見かけることもよくあります。夜のカカメガ・フォレストは別世界の様相を帯びます。コウモリが空中を飛びかい、夜鳥とカエルの鳴き声、ウスゲアブラヤシリスのよく響く鳴き声に包まれます。
モンバサの北にはアラブコソコケの海岸林があります。この魅力あふれる原生林はワタムのビーチの近くに位置し、インド洋の海からわずか数分の距離にあります。しかし、森に入るとビーチや岩礁とは別の世界が広がっています。400平方キロメートルのこの保護区は美しい自然の宝庫です。空中には蝶と野鳥が飛びかい、木々にはたくさんのサルが群れ、樹下の地表には多くの小型の哺乳類が棲んでいます。アラブコソコケ・フォレストは広大なサバキ川の源流まで伸びており、川へ向かう象の群れがこの森を通っていくこともあります。