標高が4,000メートルをわずかに超えるアバーディアは、ケニアで3番目に高い山脈です。この巨大な山脈は、際立った密林と豊富な野生動物で知られています。
この高地の森林は原野と平原で断ち切られ、豊かな木々の覆いの向こうにリフト・バレーとケニア山の頂のすばらしい眺めを望むことができます。アバーディア・フォレストは隠れた野生動物の宝庫です。密生する草木が多くの種にとって理想的な隠れ場所となっています。
象やバッファローの大きな群れがほとんど音をたてずに下生えを通って移動します。頭上では、鳥やコロブスモンキーが騒々しく樹上の世界を支配しています。夜になると森は活気づきます。ハイラックスの鳴き声と耳をつくヒョウの独特のうなり声が木々の間で響きわたります。アバーディアには"ツリー・ホテル"が2つあります。これは、水たまりや天然の塩塊を見下ろす樹上に作られたユニークなサファリ・ロッジです。
夜になると、森から動物たちが次々に現れてこの伐採地を訪れます。宿泊客にとっては、気づかれずに野生動物をじっくり観察する絶好の機会となります。アバーディアの夜はいつまでも記憶に残ります。水たまりに集まった象の群れは水を飲み、森の中へ消えていきます。バッファローの雄は、縄張りをめぐって迫力満点の闘いを繰り広げます。毛がなめらかなジェネット(ジャコウネコ)が木から下りてきて、ロッジの穴をくぐり抜けていきます。ときにはサイや見つけにくいボンゴアンテロープも現れて、水たまりを訪問します。
車や徒歩でアバーディアを見てまわることもできます。森林内にはトレッキングコースが整備されており、原野を横切るルートもあります。アバーディアに数日滞在すれば、ケニア有数の森林トレッキングを満喫できます。アバーディアの丘陵地帯は馬に乗って訪れるのに適した場所です。澄み切った渓流にはたくさんのマスがいます。アバーディアは滝の名所でもあります。山脈に沿って壮大な滝がいくつもあり、ニャフルルのトンプソンの滝は旅行者の休憩所として人気を集めています。
アクセス
アバーディアへ向かう主要道路はMweigaまたはニエリを経由します。Mweigaまたはニエリへは、ナイロビからバスや"マタトゥ(matatu)"、私的な交通手段を使って容易に到達できます。アバーディア・フォレストへ行くには自前の交通手段を用意するか、サファリ・ツアーに参加する必要があります。トレッキング会社の多くは、ナイロビからアバーディア・フォレストへの交通手段を手配できます。アバーディア・フォレストのロッジでも交通手段を毎日利用できます。
公園内は道路が整備されていますが、降雨時には四輪駆動車が必要になります。現地のロッジとホテルではゲーム・ドライブを催しています。アバーディアには多くのハイキングコースがあります。ハイキングにはレンジャー・ガイドの同行が義務づけられています。











