世界遺産登録されている「ケニア山国立公園」

ケニアの国立公園の中で、1997年にケニア山国立公園などが「ケニア山国立公園 / 自然林」として世界自然遺産として登録されました。アフリカ第2位の高さを誇るであるケニア山一帯を保護するために1949年に設定された国立公園が「ケニア山国立公園」です。ケニア山国立公園へはナイロビから北へ200キロになっていて、車でおよそ3時間のところに位置します。その広さはとても広く600平方キロメートルです。

ケニア山

ケニアで最高峰となるケニア山の標高は5,199メートルです。ケニア山は、赤道直下の場所にありながらその山は雪そして氷河に覆われた活火山です。ケニア山国立公園に指定されているのは標高3,350メートル以上が、国立公園に指定されています。

ケニア山で登山をする場合の日程は、通常3泊4日になっていて一般客が登頂できるのは4,985メートルのレナナピークまでになっています。他のピークに上るには、かなりの高度なクライミング技術が必要になります。ケニア山と呼ばれるようになったのは、ヨーロッパ人がつけた名前です。原住民族のマサイ族やキクユ族の間では「キリニャガ」Kirinyagaと呼んでいました。「キリニャガ」の意味は「神の山」という意味になり、マサイ族やキクユ族の神話の中にある言い伝えで、「この山の頂上には『ンガイ:Ngai』 と呼ばれる神が、黄金の玉座に座っている」という言い伝えがあるからです。

ケニア山に登りたい

レナナナピークのほかに、バティアン:Batian(5,199メートル)、ネリオン:Nelion( 5,189メートル)、ポイント・トムソン:Point Thompson(4,955メートル)のピークがあります。最高峰のバティアン:Batianのピークに一番最初に初登頂したのは、イギリス人地理学者ハルフォード・マッキンダーが1899年9月13日に成功しています。第二峰のネリオン:Nelionへの初登頂は、1929年イギリスの登山家パーシー・ウィン・ハリスとエリック・シプトンが成功しています。

ではレナナピークには誰が初登頂したかというと、それは第二次世界大戦中の時に3人のイタリア人が初登頂を果たしています。このイタリア人3人はイギリス軍の捕虜でした。捕虜として捕虜収容所からケニア山を眺めているむずむずとケニア山に登りたくなったようで、半年をかけて食料や物資を集めて捕虜収容所を脱走して、レナナピークの登頂に成功しています。

レナナピークへの登頂を果たした3人は、下山した後に収容所へ戻りました。捕虜収容所を脱走して、レナナピークへ登っているので、脱走した罰ということで3人とも28日の独房暮らしという懲罰を受けています。

ケニア山国立公園で見ることのできる動物は、比較的標高の低い地域には生息しているのがコロブスといった猿、そしてケープバッファローなどを見ることが出来ます。そして大型動物のゾウなどは、標高4500メートル以上の場所で生息しています。

ケニア山登山の楽しみは、野生動物だけではありません。標高3,500メートルを超えるとこの高さではないとみることができない植物なども見ることが出来ます。レナナピークでは、アフリカ大陸から登ってくる見事なご来光を楽しめるほか、天候がよければキリマンジャロを遠くに見ることができます。

5スターホテルで挙式もできる

ケニア山国立公園の中にある5つ星ホテルの「マウントケニア・サファリ・クラブ」はヨーロッパなどのセレブが滞在する高級リゾート地です。このリゾートの中にあるチャペルで結婚式をあげることもできます。

緑の芝生がたくさんひろがるガーデンは、リゾート内に赤道が通るというのが信じられないほどです。もちろん世界のセレブたちが利用するあって、リゾートホテルとしての施設も揃っています。そしてインテリアも魅力的で近代的な側面がありながら、結婚式の後にチュッカ族が民族衣装をまとっての歌とダンスを披露して祝ってくれるほか、ドレスの姿のままで動物保護区を訪れることができます。そして、絶滅危惧種の黒サイに触ることができるのは、ここで挙式をあげたカップルのみの特典です。挙式スタイルは、イギリス式で宣誓に指輪の交換、誓いのキスに結婚証明書にサインをする流れになっていますが、民族衣装での踊りと聖歌隊独自のタンバリンにコーラスなどは、まさにアフリカンスタイルです。挙式もチャペルで行われます。